長崎神社 獅子舞について
2016-01-24
毎年5月頃に開催されます。
獅子頭を被った三頭の獅子が、腹につけた太鼓を打ち鳴らしながら舞う「長崎獅子舞」は、元禄年間(1688年~1703年)から伝承される豊島区の伝統芸能です。
1992年には区の無形文化財に指定。現在も「病気平癒」や「五穀豊穣」を願い、毎年5月の第2日曜日に行われています。
【長崎獅子舞の歴史】
長崎獅子舞は、旧長崎村の人々によって伝承されてきた民俗芸能です。江戸時代末の弘化4(1847)年9月には行なわれていたということが古文書によって伝承されています。また、これをさかのぼる元禄時代に、長崎村の伊佐角兵衛が獅子頭を彫刻し、奉納したのが始めともいわれています。
昭和44年からは、毎年5月の第二日曜日に長崎神社の祭礼で演じられています。
【獅子舞の役割】
太夫獅子(たゆうじし)、仲獅子(なかじし)、女獅子(めじし)…各獅子とも御殿袴(ごてんばかま)を着用し、腹に太鼓をつけ、撥(ばち)2本を持つ。
・花笠(はながさ、4台)…緋袴を着用し、ササラを持つ。
ほかに、笛方(ふえかた)、采配者(さいはいしゃ)、世話役(せわやく)、高張提灯(たかはりちょうちん、尾張公の三葉葵(みつばあいお)の紋入り)の役割があります。
場所 |
長崎神社 境内 (長崎1-9-4)
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開催期間 |
毎年5月の第2日曜日に行われています。
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