金剛院は、1522年聖弁和尚(しょうべんわじょう)という僧侶によって開かれ、500年の歴史を誇る真言宗豊山派のお寺です。歴代の住職から数えて33代目になります。17世紀後半には、幕府によりすでに古寺として認定されています。
江戸後期の天明年間、大火事の被災者を多く助けた功績として、将軍の縁戚にしか許されない朱塗りの山門建立を許可され、赤門寺とも呼ばれていました。一方で、地域の寺子屋として人々に親しまれ、この地の教育の原点でもありました。楽しイベントがたくさん行われ、「四国八十八箇所お砂踏み参拝所」や「長崎不動尊」など多くの信仰によって、季節折々に咲く花に囲まれた落ち着いた寺容を誇る名刹です。
- 弘法大師(こうぼうだいし)が開かれた宗旨
- 奈良県にある長谷寺が本山です。大きな観音様と牡丹が有名。
- すべてを肯定し、正しい智慧で区別していく曼荼羅(まんだら)の世界観
- すべての徳を持ち合わせた大日如来(だいにちにょらい)。その中の「やさしい」慈悲の徳だけを強調した阿弥陀如来(あみだにょらい)が金剛院の本尊です。真言宗ではそれぞれの仏さまは、大日如来が時々に応じて変化した姿なので、どんな仏さまも拝むことができるという特徴があります。
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